2018年6月21日木曜日

かけはしツアー「上田真田図書館見学」行ってきました!

6月20日(水)上田真田図書館見学~無言館~蓼科高原バラクライングリッシュガーデンに46名で無事行ってきました。真田図書館では、館長さんはじめボランテイアの方々が出迎えて頂き、また約1時間の短い時間でしたが、丁寧な説明と明るく行き届いた館内を見学させて頂きました。住民含めた研究委員会の意見を取り入れた館内はいたるところに行き届いた施設の姿がみられました。またボランテイア活動も多くの方々が組織的に活動されていろんなイベントいも取り組まれておられる点、まさに市民協働の図書館という印象を強く受けました。大変参考になりました。中津川市立図書館とほぼ同じ面積の大きさですが、人口の6倍の図書館利用者を生み出しているエネルギーも強く感じました。
☆無言館では、画に遺品の手紙などに吸い込まれるような、静寂の時間でした。平和の大切さを強く学びました。
 大雨の予報の中でしたが、バスから降りたときには雨がやんだり、霧雨であったりで、最悪の事態は免れました。来年も企画しようという意見もいただき帰路に。
 上田真田図書館の皆さん、図書館サポーターのみなさん、ありがとうございました。

2018年6月18日月曜日

第96回ミニゼミ「中津川市の地形と断層(地震)について」開催しました

17日(日)13:30~ 中央公民館4-2学習室にて開催しました。中津川市鉱物博物館の学芸員大林達生さんから、中津川市の地形を形成した3つの断層(湯舟沢から下呂萩原までの阿寺断層系と恵那山から屏風山へ屏風山断層、それに並行して走る恵那山断層)の形成された特徴(阿寺断層:横ずれ、屏風山断層:逆断層)などと活断層としての見方などを分かりやすく画像を見ながらお話しされました。そのあとくらぶ女子会のみなさんがコーヒーなど提供しサイエンスカフェに、和やかな雰囲気の中、講師から話題提供でかみ砕いたお話しで更に理解が進みました。地表から10~20kmの震源では活断層による地震の可能性が、60~80kmでは太平洋プレートやフィリッピン海プレートによる跳ね返りによる地震に、マグニチュードが2つ違うと1,000倍の大きさ、1つで33倍の大きさの違い。
マグニチュード9では400kmにも及ぶ断層線の長さで約40m落差などマグニチュードの数字で断層の大きさが推定できること、防災・減災を考える上でも地震の発生メカニズムと尺度のイメージがつかめ有効な充実した時間でした。そして最近の千葉県沖のスロースリップ現象による地震、今朝発生の大阪を震源(深度10㎞、マグニチュード5.9)とする地震と続きます。あらためて地球は卵に似た構造と温度と圧力などの作用でひずみが生じる結果という避けようにも避けられない。でも原因のメカニズムを知ることで少しは防災・減災の役に立つのではないかと感じました。

2018年6月9日土曜日

かけはしツアー参加者決定しました

図書館くらぶ発足直後の平成23年6月、信州小布施町の「まちとしょテラソ」へバスツアーし、その後毎年他のまちの図書館見学を主に市民の皆さんと実施してきました。塩尻のえんパーク、高山・飛騨図書館、鯖江市図書館、山中湖図書館、安城市図書館、岐阜メディアコスモ、今年は信州上田市真田図書館です。住民の方々と研究しながら計画し、市民協働の図書館で、私たちとの共通点もあり参考になることも多いと思われ楽しみです。また、真田一族発祥の地でもあり、400年前に思いを馳せるのもよいのではないでしょうか。
参加者は40名を超えました。当日は、中央道長野道で上田市へ、図書館のあと上田市内で昼食、無言館見学、山並み街道を南下し、白樺湖で休憩、蓼科高原バラクライングリッシュガーデンでバラの観賞し、帰路に。
☆今度の日曜日17日の午後1時半から、「中津川市の地形と断層(地震)について」サイエンス・カフェ方式で第96回ミニゼミを開催します。阿寺断層と屏風山断層で形成された恵那山と中津川市、地球の営みからみた私たちの住む地域を理解することも防災に結びつくと思います。先日も飛騨を中心に深度10㎞の地震が発生しています。知識を吸収したいと思います。