2022年7月18日月曜日

第133回ミニゼミ「私たちの地方の成立ちを化石から学ぼう!瑞浪市化石博物館」開催しました

7月16日(土)13:30から、中央公民館2-1学習室にて開催しました。

事前予約された方など45名の出席者で、講師は瑞浪市化石博物館 博士(理学)学芸員の安藤佑介さんによりわかりやすい説明で時間の経つのも忘れるほどのお話しでした。冒頭恐竜の定義を白板に自ら描かれた恐竜や翼竜などのイラストをもとに恐竜の定義を比較しながら説明され分かりやすかった。古生物学と考古学の違い、今回の舞台である1,500~2,000 万年前の中新世の生物の変化、化石のでき方、化石からわかること、瑞浪層のことなど、パワーポイントの画像を見ながら、そして先月発見され、前進骨格が発掘された「パレオパラドキシア類」のお話しなど大変興味深い内容でした。また束柱類の名前のついた背景も良く分かりました。

今回のミニゼミは新しい化石が発見・発掘されて直後の開催であり、本当にラッキーであった。安藤先生には大変お忙しいなか対応していただき感謝です。

出席者に高校生、中学生、小学生も含まれ、恐竜や化石に高い関心を持たれていて、多くの質問をされていた。安藤先生も丁寧に説明され、これからの進路検討にもエールを送られていた。

会場で終了後に回収したアンケート12件には、「良かった」、「素晴らしい話で興奮した」「もっと聞きたい」などの言葉が並んでいました。

今回のミニゼミは、ミニゼミの目的とする情報発信の理想的な展開となった。安藤先生ありがとうございました。