2015年7月22日水曜日

8月の展示は「戦争と平和」「命と健康」をテーマに毎年展開しています。今年も「街なか保健室」で献血バスと新たに市歯科衛生士さんによる口腔衛生のチェックを行っていただきます。生きる上で最も大切なもののひとつ血液と健康を維持するための食べ物を消化する最初の器官の手入れについてがテーマです。

8月のテーマ「戦争と平和」は、終戦記念日、広島・長崎の原爆記念日が集中する8月の定番テーマです。戦後70年、今ほどこのテーマについて考えることはなかったと思います。もう一度真の平和とは何か。そして日本の平和憲法の意義を考えてみましょう。そんな機会になる展示ができればよいですね。「街なか保健室」は第4回目の献血バスによる献血と今年新たな取り組みとして市歯科衛生士さんによる口腔衛生について簡単にわかるチェックをしていただきます。歯およびその周辺器官の働きが健康に、生活習慣病にも大きく影響しているとの見解が出されています。もう一度チェックを受け健康維持について考えてみましょう。「街なか保健室」は8月23日(日)午前10時からです。

2015年7月14日火曜日

7月12日(日)800年前の幻想の世界に浸りました。筑前琵琶演奏会で日本琵琶楽協会理事「林旭紅師」による演奏に163名が聞き入りました。プログラムは①平家物語から木曽最期「粟津ヶ原」②琵琶の話③フード演奏④耳なし芳一です。

落合出身で津島市在住の林旭紅師による筑前琵琶演奏会が開催されました。平家物語からこの地方にも身近な、木曽義仲公の最期「粟津ヶ原」、同じく平家滅亡後の怨霊と琵琶法師との物語は800年昔の幻想世界そのもの生演奏の迫力、また静寂な雰囲気もホール全体に漂い、素晴らしい演奏会になりました。めったに聞くことのできない琵琶演奏会胆嚢しました。聞き終えた人たちからは「感動した」「入場料を払わなくては」などのご意見も頂きました。舞台構成では恵那文楽保存会のご協力もいただき、木曽義仲公と巴御前として参加していただいた人形たち、花ボランテイアのみなさんが生けた大きな生花の盛花などが雰囲気を醸し出していました。また琵琶の話では直頚のインド系、曲頚のイラン系の2種類のあること。ウード演奏では中津川在住の佐々木宏治氏によるエジプトの曲「サマーイラスト」モハマド・カサモジ作を演奏していただきました。琵琶といえば東大寺正倉院宝物の螺鈿紫檀五弦琵琶などががわが国最古のもの、いずれもシルクロードから伝わったインド系琵琶です。 ☆8月は街なか保健室8月23日(日)献血バスと市の歯科衛生師による口腔チェックなど計画しています。