2016年、2018年連続して日本ベストドクターズ(隔年実施)に選ばれた高山哲夫先生の講演会は6月30日(日)午後、中央公民館4-2学習室にて開催しました。定員の培以上の出席者96名で内75%が旧中津川市、恵那市からも3名の方が出席されました。
先生が直面された主な症例に触れられ、人間の臓器はみなつながっている。医者の専門性に偏る診断から疾病の見逃しがある。薬の副作用の症例など、高齢者である私たちには、日ごろ自分の体をチェックすることの必要性を感じとることができました。
国保坂下病院が平成13年から先駆けて理念として取り組まれた「地域包括医療ケアシステム」は「予防は最良の医療」疾病予防と健康づくりに、保健・医療・介護(福祉)をシステム化し集約してコミュニテイ(生活圏)をベースに展開、また「成功する特定保健指導」の出版は外部から実績が評価されたものであること。
会場からは、先生の活動の源泉について質問があり、「何事にも興味を持つこと」と答えられていました。
健康はもちろん、生き方まで考える充実した時間でした。
また、真の地域包括医療介護福祉システムはその地域の文化の高揚、経済の活性化にも深い関係があることも学習しました。
高山哲夫先生ありがとうございました。