明治150年の平成30年を記念して30年度最後の3月の企画展示は、郷土の先人「菅井カク」の取り組みを中心に展示しています。市史編纂室のご協力で実現しました。
近江出身の菅井家6代目高智の弟の長二郎の子です。菅井家は大津屋として広い商圏を持つ豪商で尾張藩に5万両(約70億円)という大金を工面していた。
明治に入り、製紙業を起業することにも参画し、その実現の為に渋沢栄一らにも働きかけ中央線が開通し、製紙会社まで鉄道を引く。企業活動と共に顧客の接待を考え観光を興した。また、自由民権運動や正岡子規とも交流あり文化面でも多くの足跡を残されている。
☆3月8日(金)午後1時半より、中央公民館にて第107回ミニゼミでより詳しい学習会があります。講師は市郷土資料調査員の近藤信幸さんです。どなたでも参加でき参加費無料です。新しい発見をしましょう!