25日(土)13時半~15時まで、中津川市民病院病院前救急診療科部長の間渕則文先生からドクターカーでの活動とそこから見える思いや市民の後押しがこれからの成果を更に押し上げることに結びつくなど、充実した時間になりました。参加者も教室満席に高校生から高齢者まで、途中高校生に消防本部と無線のやり取りの実験でスピーデイな対応ができることの再現や、具体的な事例として助かった例、助からなかった例なども映像で見ることができました。最後にはドクターカーの現物での説明など時間はあっという間に過ぎました。医療は社会教育、文化の向上を図ることが欠かせない、が今回のミニゼミでので結論と感じました。
ドクターカーの導入により生還率も6倍に上がり、またお看送りされるケースも多く、現場でのご遺族との対応も求められるなど、緊迫した中でも細心の注意力が求められる24時間が理解でき、また高齢者のひとりとして人生の終末をどのように迎えるか、考える時間にもなりました。活動範囲は10㎞以内が効果的であり、ドクターヘリは20㎞を超える範囲で効果的であるなど、非常時の知識として得ることができました。