落合出身で津島市在住の林旭紅師による筑前琵琶演奏会が開催されました。平家物語からこの地方にも身近な、木曽義仲公の最期「粟津ヶ原」、同じく平家滅亡後の怨霊と琵琶法師との物語は800年昔の幻想世界そのもの生演奏の迫力、また静寂な雰囲気もホール全体に漂い、素晴らしい演奏会になりました。めったに聞くことのできない琵琶演奏会胆嚢しました。聞き終えた人たちからは「感動した」「入場料を払わなくては」などのご意見も頂きました。舞台構成では恵那文楽保存会のご協力もいただき、木曽義仲公と巴御前として参加していただいた人形たち、花ボランテイアのみなさんが生けた大きな生花の盛花などが雰囲気を醸し出していました。また琵琶の話では直頚のインド系、曲頚のイラン系の2種類のあること。ウード演奏では中津川在住の佐々木宏治氏によるエジプトの曲「サマーイラスト」モハマド・カサモジ作を演奏していただきました。琵琶といえば東大寺正倉院宝物の螺鈿紫檀五弦琵琶などががわが国最古のもの、いずれもシルクロードから伝わったインド系琵琶です。
☆8月は街なか保健室8月23日(日)献血バスと市の歯科衛生師による口腔チェックなど計画しています。