2018年5月31日木曜日

明日1日から企画展示は「中津川市の地形と断層(地震)について」

6月企画展示が完成しました。正面には中津川市の地形を形作った屏風山断層、阿寺断層の形跡の写真とジオラマを展示、次の面には地球の構造と地震の原因を図で分かりやすく、三面は熊本地震と東日本大震災の違いを展示しました。四面には今回ご協力いただいた中津川市鉱物博物館の紹介です。又花崗岩と断層の力で粘土状に変化した花崗岩のサンプルも展示しています。
屏風山断層はフィリッピン海プレートとユーラシアプレートの力関係から圧縮による逆断層に、阿寺断層は横ずれの断層で、二つの断層の交わる場所が恵那山であり、従って恵那山は火山では無く断層で盛り上がった地形という。ぜひ一見を。

2018年5月30日水曜日

図書館前花壇の夏バージョンに

29日(火)9時から図書館前に飾っていたビオラとチューリップのプランター12ヶ回収し、ゴーヤ30株をプランター15ヶに入れ替え定植しました。すぐに蔓がネットにからみ待っていた様子でした。翌日に岐阜県園芸福祉サポーターと予定していましたが、雨降りの予想の為に前倒しし実施、図書館の応援を得て午前中に完成しました。午後からは図書館くらぶ花ボランテイアの協力を得て、ビオラを撤去し、チューリップの球根も分かるところは回収しました。
30日(水)あいにくの雨降りでしたが、園芸福祉サポーター8名集合し、備中で掘り起こし、球根を回収し、肥料と土を補充し、昨日恵那農高から入手したベコニア3色48株を定植しました。すっかり夏バージョンに変わりました。

2018年5月28日月曜日

グリーンカーテンの準備できました

市立図書館の東側窓に、毎年この季節になるとゴーヤのグリーンカーテンで省エネと緑の柔らかな目に優しいシーン演出と実りのゴーヤを来館者へ提供するなどの効果を出しています。今年もその準備で、27日(日)午後2時間かけてネットを長さ約12m掛けました。
30日(水)には岐阜県園芸福祉サポーターのみなさんによるゴーヤをプランター15ヶに定植し蔓がネットに絡むようにします。そして花壇も役目を終えたビオラの撤去とチューリップの球根を掘り出し、代わりにベコニア(3色)48株とひまわり、ヒャクニチソウ、マリーゴールドなど夏バージョンの花壇に模様替えです。

2018年5月26日土曜日

中津川の文学碑めぐり実施しました

26日(土)予定通り10時~12時、夜烏(長多喜旅館庭園)~桃山公園~旭ヶ丘公園のコースで移動はバス利用。定員20名を超え23名の参加でした。
夜烏では長多喜旅館さんのご協力いただき、庭園にある高浜虚子の句碑「あるじみずから とり焼きくれて 山河あり」若山牧水の歌碑「恵那ぐもり 寒けき朝を 網はりて 待てば囮の さやか音になく」を学芸員の原益彦さんの解説で見学、その後入り口にある太田如水の句碑「雲がくれ いし間に恵那は 雪置けり」そして200mはなれた場所にある太田如水の弟子3名の句碑を見学しました。長多喜旅館にもどり和室のテーブル上に展示していただいた作者直筆の短冊と色紙も拝見しました。3名の自筆の他橋本鶏二(けいじ)の色紙も。その後桃山公園で吉野秀雄の歌碑、そして旭ヶ丘公園で19の歌碑句碑を見学しました。多くの俳人歌人の碑とともに、周囲の木々、恵那山をのぞむ風景に堪能しました。

2018年5月23日水曜日

6月の企画展示とミニゼミは「中津川市の地形と断層(地震)について」です

6月1日(金)~6月28日(木)企画展示は中津川市の地形を形作っている阿寺断層と屏風山断層を中心に、地層と断層の生ずるメカニズム、またその基になる地球構造について分かりやすく図など主体に展示します。また、中津川市の地形と断層のモデルも展示しますので理解が深まるものと期待しています。断層の生じる大きなエネルギーも具体的に感じ取れる工夫もあります。ご期待ください。また、東日本大震災と熊本地震の内容も展示します。このふたつの地震の違いが明確に示されると思います。
関連ミニゼミは同じテーマで6月17日(日)13:30~ 中央公民館4F4-2学習室にて開催します。講師は中津川市鉱物博物館館長補佐・学芸員の大林達生さんです。サイエンス・カフェのざっくばらんの雰囲気で学びたいと思います。
おりしも霧島連山やハワイ島キラウエア火山などの噴火もあり、また東海沖地震など私たちも地震などに備え災害防止減災を考える上で、地形の形成過程をあらためて知ることも必要なことと思います。<今回は中津川市鉱物博物館とのコラボです>

2018年5月18日金曜日

伊藤渓古遺作展、井戸尻考古館お話し会開催しました

昨年5月急逝された水墨画家で図書館くらぶ理事の伊藤恵子さん(雅号:渓古)の遺作展が
5月11日(金)~13日(日)中央公民館ギャラリーとホワイエに作品、掛け軸85点、額縁31点で開催されました。平成13年岐阜県知事賞、平成14年外務大臣賞、平成17年文部科学大臣賞などの作品も展示、多くの市民の皆さんに鑑賞していただきました。「とても女性の作品とは思えないほど勢いのある素晴らしい作品」「こんなに素晴らしい水墨画、彩墨画を描く人がいたなんてびっくりした」など多くの市民から感想を頂きました。またご遺族様からのご厚意で渓古さんの描いた短冊や色紙も提供され、思い思いの作品をお持ち帰り頂きました。
☆5月17日(木)長野県富士見町の井戸尻考古館前館長の樋口誠司さんからお話しを聞きました。縄文時代の遺跡から何がみえてくるか、大変興味深いお話しでした。近年明らかになって来た縄文時代は、今までの印象と違う文化と生活の世界であることでした。

2018年5月7日月曜日

六斎市連動古本市開店しました

6日(日)市立図書館前の広場で古本市を開催しました。午前9時半~午後2時半まで5時間にわたり販売しました。この日は天候も良く、中山道まつりと合わせた六斎市の人出でした。一般書、趣味の本、歴史本、文庫本、子ども向け本、絵本など立ち止まり見て頂きました。ちょっと控えめの150冊ほどの引きがありました。
 駐車場が確保できず来館に支障をきたした市民の皆さんも見えました。朝7時半には図書館駐車場はほぼ満車になっていました。対策を関係先に依頼していき次回からは駐車改善に結び付けたいと思いました。

2018年5月5日土曜日

伊藤渓古遺作展開催します

5月11日(金)~13日(日)中央公民館のギャラリーとホワイエで、水墨画画家で図書館くらぶ理事、花ボランティアリーダーで昨年5月急逝した伊藤恵子さんの遺作展を開催します。できるだけ多くの作品を鑑賞したいと考えました。朝9時から夜9時まで最終日は午後3時までです。伊藤さんは日本書人會、日本水墨画會で総務として、中日文化センター講師を亡くなられる2ヶ月前まで務められていました。その間図書館くらぶの活動を積極的に取り組まれ、かつ毎週火曜日と金曜日に図書館内に飾る生花をメンバーを指導しながら花ボランテイアも、ホールでのイベントには大きな花器にダイナミックな枝や生花を生け、雰囲気を盛り上げて頂きました。水墨画では平成13年岐阜県知事賞、平成14年外務大臣賞、平成17年には文部科学大臣賞に輝いています。ご遺族様のご理解を得て、できるだけ多くの作品を展示しますので多くの市民の方々に見て頂きたいですね。会場にはくらぶ員が常駐しています。

2018年5月2日水曜日

花ボラ、域学講演会他

今週の図書館内生け花のボランテイアは休館日が火曜日の為本日実施しました。更紗満天星(サラサドウダン)八重コデマリ、ウツギなどが館内に季節感を漂わせています。
苗木交流センターにて本日午後、域学連携の講演会があり、飛び込みで聴講しました。これは先に実施した第94回ミニゼミのなかでも紹介された事例のひとつで、単年度の活動ではなく3年間のプログラムで、高校生・大学生・地域の人々との連携で、多くの体験やコミュニケーションをベースに、若い人々の学びの幅(量)を増やし、応用力を高めつつ成果として郷土の魅力を引き出す。という狙いで地方にとっても活性化に寄与できるもの。大いに期待したい。図書館も情報発信していきたい。
6月のミニゼミは第96回「中津川市の地形と断層について」直下型地震との関連も含めた内容です。サイエンスカフェの雰囲気で開催します。気軽にご参加ください。6月17日(土)13:30~中央公民館4-2学習室です。
7月のミニゼミは第97回ミニゼミ「中国の民族」隣国でありながら余りよくわかっていない国の民族事情を学びます。7月21日(土)13:30~中央公民館2-1学習室にて。