2020年1月31日金曜日

2月の企画展示は図書館くらぶによる「恵那山特集と新素材CNFについて」です

2月は恵那山特集で、①恵那山のできた経緯を中津川市鉱物博物館のご協力を得て図を主体に解りやすくしました。8500万年前に活動が始まった大規模火山活動、230万年前ころから阿寺山地のマグマが上昇し、阿寺断層が活動を始める。150万年前ころからマグマの活動はおさまり、阿寺断層は現在と同じ左横ずれの活動に移行する。そのことで屏風山断層やそれと並行する恵那山断層では、南東側が大きく上昇しこれにより恵那山は高い山となった。②恵那山の出来たことに伝わる神話、関連する民話の紹介。③恵那山ウェストン祭の様子、東山道と恵那山(神坂峠)、恵那山の植物の紹介。
 それに森林を資源とするCNF(セルローズ オブ ナノファイバー)の動向について公開されている内容を基に展示しています。

2020年1月13日月曜日

1月のミニゼミは第118回「ソバの隠れた魅力とソバ栽培について」です

1月26日(日)13:30~15:00中央公民館4-2学習室にて開催します。講師は食育と世代間交流推進の会代表桑澤宏康氏です。ソバ栽培とソバ打ち13年、市民企画講座は9年間、食育と世代間交流推進の会が取り組んできたソバに関する魅力についてのお話しです。ソバは古く縄文早期から栽培されていたのではないかと痕跡が発見されたり、8世紀初めには元正・聖武両天皇から詔で飢饉にそなえソバの栽培の奨励が発せられたり、現在では健康食としてのソバ、趣味とこだわりのソバ打ちやいろんなソバの食べ歩きなど話題も多くなっています。今回はソバの持つ特徴や魅力について、体験を通して得たこと、検査機関の結果、文献などの引用も含めた報告及び初めて取り組むソバ栽培の情報の図書館活用についても触れます。また当日はソバ粉を利用した食品なども紹介します。
参加費は無料、どなたでも参加できます。